セルフケア京都・森田英実です。
先日、京都みやこメッセで開催中の春の古書大即売会に行ってきました。
夕方の時間で結構すいていたので、ブラブラと古書探索を楽しみました。
懐かしい本がたくさん見つかり、その中の一つ「クリシュナムルティの瞑想禄」を思わず手に取りました。
1895年インドに生まれ、神智学協会の指導者のもとで霊的修行をつみ、その後「星の教団」の指導者となったクリシュナムルティ。
その後真理の組織的追求に否定的となり、教団を解散。
この本の最後に記されている、教団解散宣言に
「真理はそこへ通じるいかなる道も持たない領域である。」
「信念は純粋に個人的な事柄であり、それゆえ組織化したりすることはできないし、またすべきでもないのである。」
「私はこの世であるひとつのことをなしたいと思う。・・・私はある根本的なひとつのことにのみ関心を持っている。人間を自由たらしめること、すなわちこれである。」
この本は、クリシュナムルティがインド、アメリカ、ヨーロッパでの幅広い著作・講演活動の一部を綴ったもの。
主人にすすめられて、バイロンベイにいたころに、夢中で読んでいた本のひとつ。
心の奥につきささるような衝撃を受けた言葉の数々は、今も全く変わらず。
思わずその場で読みふけっていると、閉店となりました。
一度手放した本ですが、今回また手にすることに。
「人間を完全にかつ無条件に自由にすること」
ただこのことだけを真摯に探求するクリシュナムルティの紡ぐ言葉は、何度読んでも素通りなどできません。
思わず立ち止まり、
自分はどう思うか?
自分はどうなのか?
今日から何ができるか?
そんな会話が自分の中で始まる一冊です。
セルフケアをライフに取り入れる入門書として、おすすめです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
多くの方々に読んでいただいているのは、あなたの温かいお気持ちのおかげです。
心から感謝しています。