やさしいセルフケア京都☆森田英実です。
ぎっくり腰を治す5つのポイント
ぎっくり腰、正式名称は「急性腰痛症」。
医療通訳やヨガ&気功講師のお仕事を通じて、様々な人の様々なぎっくり腰体験談をお聞きしてきました。
一人暮らしの女性が、朝起きて会社に行く準備をしていたとき、腰に電撃が走り倒れたまま全く動けなくなったそうです。
ショックを受けた彼女は、咄嗟にこのまま死んでしまう?!とパニックになったとか。
必死ではいつくばって、携帯電話を手にし、近所に住む親戚の叔母さんに電話。
状況のひどさに
「私が行っても何もできないから、救急車呼ぶよ、いいか?」
と言われ救急車で緊急入院した彼女。
なんと、1ヶ月以上入院。
その間、病院でほぼ寝たきりで痛み止めの点滴や飲み薬の処方だけ。
動けるようになって退院。
今でも腰痛と、そのときの恐怖体験のトラウマはありながら、特に何もせず会社に復帰しているとか。
1月以上の入院とまではいかなくても、似たようなケースはよく聞きます。
突然、何の前触れもなく痛みで動けない、という状態。
お話を伺っていて、ぎっくり腰になって、痛みをこらえて大慌てで緊急病院にかけつけた人の方が、かえって痛みがひどくなったり、痛みが長引く傾向があるようです。
東京の鍼灸師であり、たくさんの著書もある田中美津さんが、すすめておられるぎっくり腰を治す5つのポイントをご紹介したいと思います。
実際に私の家族がぎっくり腰になったとき、実践してみて、治りの早さに感動した方法です。
- 激痛が起きたらスグうつぶせになる。
- お腹の下に座布団を2,3枚くらい入れて2,30分じっとする
- 痛みの様子を見ながら、硬い布団の上に仰向けになり、膝から下を座布団(30センチくらい)の上にのせる
- 痛む炎症部分をシップか氷で冷やす
- お腹は逆に、焼き塩を布袋に入れて温める
- 腰を冷やしお腹を温める方法を1時間続け、2時間休んでを繰り返す
勿論、これだけでなく、その日のうちに日ごろから信頼している鍼灸師の先生が、特別に出張で診療に来てくださったことも大きかったと思います。
この方法は、勿論ぎっくり腰になった本人1人ではできません。
動けないときは、誰かに思い切って甘えるということが必要です。
でも、一つだけ自分でできることがあります。
それは呼吸法です。
目を閉じて、楽な姿勢になります。
鼻からできるだけ細く長い呼吸をします。
吸いきったら2,3秒停めます。
細く長く吐きます。
これを15回くらいを1セットで繰り返します。
呼吸で神経をゆるませることをするとしないとでは、治りかたが違うそうです。
もし、ぎっくり腰になったらやってみてください。
「やさしいセルフケア京都」では、腰痛の人のためのセルフケア・ワークショップを開催します。
少人数制のアットホームな雰囲気でのワークショップです。
日々頑張って、心身とも疲れているあなたを、温かく包む場所がやさしいセルフケア京都です。
いつでもあなたを、心から温かく迎え、心身の深いレベルから癒せるよう、心を尽くしてセルフケア法をお伝えしています。
あなたのココロとカラダを、そっとゆるめ、笑顔のあなたにもどれる方法がやさしいセルフケアです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
多くの方々に読んでいただいているのは、あなたの温かいお気持ちのおかげです。
心から感謝しています。