セルフケア京都・セルフケア・トレーナー森田英実です。
先日、叔母が他界しました。
体調が悪く入院していた叔母をお見舞いに行ったら、急に危篤状態だと告げられました。
身近な人の危篤状態から臨終の瞬間、お通夜、お葬式までを生まれて初めて体験しました。
たくさんの人やモノに囲まれていても、人は最後一人きりになるのだと実感しました。
誰とも一緒でなく、何者でもなく、何も持たず、ただ今ここにいる自分だけを全部自分で引き受ける瞬間が死なのだと。
私は、ただただ見守るしかできず。
息をするのも精一杯の叔母が、痛みを感じているのか?
何か言いたいのか?
何も言いたくないのか?
どうしてほしいのか?
私がここにいることに気づいているのか?
何もわからず、ただただ見守るだけ。
「今までありがとう、本当に感謝してる・・・」
という従妹の声を聞いて涙が出ました。
従妹がお母さんである叔母に伝えた真っすぐな言葉。
そして多分、叔母が一番嬉しかった言葉。
その証拠か、叔母はしっかりと目を開いて従妹をしばらく見つめ、また目を閉じ、しばらくして大きく息を吸い逝きました。
あとに続くお通夜よりもお葬式よりも何よりも従妹のまっすぐな言葉が一番心に深く残っています。
誰かと別れるとき大切なのは心からの言葉。
今日から3月ですね。
忘れられない冬の終わり・・・
お知らせ
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最後までお読みいただきありがとうございました。
多くの方々に読んでいただいているのは、あなたの温かいお気持ちのおかげです。
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