セルフケア京都・セルフケア・トレーナー森田英実です。
昨日の満月、今年初の満月、京都ではくっきりと見えました。
あなたの街ではどうだったでしょう?
満月を見るたびに、ある満月の夜の出来事を思い出します。
オーストラリアのシドニーに住んでいたときです。
約10年くらい前のお話しです。
ある出来事があって、ココロが折れそうになっていた日々がありました。
毎朝絶望したキモチで目が覚める、
今日も生きていることに感謝すらできない、
重いキモチとカラダをやっとの思いで持ち上げてベッドから起き上がる、
顔を洗って鏡に映る自分の悲しい顔を見てまた悲しくなる、
胸のあたりが常に重く、
何を食べても美味しくなく、
最低限やらないといけないことだけやっとの思いでこなすだけの日々。
その日も、そんな1日がやっと終わって夜中、トボトボと帰宅していました。
何時も通る道が、なんだかいつもと違いました。
何時もよりうんと輝いている街の景色が目に入りました。
え?
と思ってその輝きを目で追ってみると、空に大きな満月がこうこうと輝いていました。
家の屋根、線路、街路樹、車、道路、全てが月の光に照らされて金色に見えました。
そして私もその金色の光に包まれていることに気づきました。
とてもとてもキレイな月の姿に、しばらく呆然としました。
全てを平等に照らし続ける月。
生きてることに感謝すらできない落ち込む私も平等に。
空を見上げながら、満月の美しさに思わず大きなため息がでました。
ほっとした、その瞬間、肩の力が抜けて、胸の重さも消え去った、そんな感じがしました。
そのあと、なんだかとても幸せな気持ちになりました。
スキップをしたいくらいでした。
そしてアイスクリームが大好物のシェアメートのために、アイスクリームを買ってあげよう!とふと思い立ち、買って帰って一緒に食べました。
嬉しそうに
「美味しい!ありがとう!」
と言うシェアメートの顔を見ながら、幸せなキモチに満たされた夜でした。
この日から、満月は私にとってとても大切な日になりました。
28日に一回の満月のたびに、あのころの自分、あの夜の自分を思い出すだけでなく、一瞬で学んだことをいつも思い出します。
満月の夜学んだことは、
・人は一瞬で変わるということ。
・おこっていること全ては自分がどう感じるか?でしかないということ。
・つらい時こそ空=上を見て大きく深呼吸してみること
こんな気づきのエッセンスを伝えられたら、と思い毎月満月瞑想会を開催しています。
お知らせ
平日の夜しか時間がない!
そんなあなたには今月28日(木)19:00~大阪梅田でセルフケア特別講座を開催します。
日曜日しか自由な時間がない!
そんなあなたには、31日(日)にウィングス京都で京都鍼灸師会様主催・セルフケア無料講座を開催します。
セルフケア京都は、心・カラダ・生き方を整え、笑顔で元気に輝くあなたを応援します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
多くの方々に読んでいただいているのは、あなたの温かいお気持ちのおかげです。
心から感謝しています。