セルフケア京都☆森田英実です。
「セルフケア京都ストーリー」~セルフケア京都ができるまでの11話~今日は6日目です。
ゆるむことの大切さとその効果
首と腰の痛みのことをヨガの先生に相談すると、
「日本で学んだ信頼できる鍼灸師がいる。本気で症状を改善したいなら是非彼の治療を受けるといい。」
とすすめられ、オーストラリア人鍼灸師の治療を受けました。
鍼灸治療は生まれて初めてでした。
痛い、怖いというイメージがあり、今まで避けていました。
信頼するヨガの先生の推薦だったので治療を受けてみました。
すると、たった一回の治療で今までずっと苦しんできた、首と腰の痛みが明らかに楽になり、びっくりしました。
この鍼灸師は
「カラダのどんな部分にでも痛みを起こすようなヨガのアサナ(ポーズ)をやり続けるならば、この怪我は決して治らない」
と強く私に忠告しました。
「君はヨガで怪我をしたのだ。」
ということを懇々と説明されました。
ヨガ講師は決して自分がヨガがもとで怪我したことを認めたがらない!ということ、
世界的に有名なヨガの先生達、またその生徒達がヨガが原因で怪我をし続けていること、
体質にあわないのに無理にベジタリアンになることで体調を崩し、彼のもとで長年治療を受けながらヨガを続けてていることなどを知りました。
「僕はヨガはしないけれど、僕の理解ではヨガのポーズはヨガの教え全体のほんの一部だと思うけど?ちがうのか?」
と聞かれ、絶句しました。
「ヨガをしなくたって、たとえば朝起きて、ゆっくりとお茶を一杯飲む、それだけでも十分カラダもココロもゆるんで整うと思うよ。」
とも。
彼は伝統中医学の基本や、健康維持のためのホリスティックな哲学についても治療のたびに丁寧に説明してくれました。
西洋医学とちがい、伝統中医学の宇宙も巻き込む広大でおおらかな考え方はとても府に落ちるものでした。
伝統中医学をもっと勉強したくて、地元のオーストラリア人の先生から伝統中医学の一部である気功を学び始めました。
またヨガのなかでも、特に様々な健康の問題を改善することに焦点をあてたヨガセラピーも学び始めました。
そして、この頃からやっと自分の健康状態が確実に改善されていくことを実感し始めました。
伝統中医学に基づく、私の体質にあった食べ物を知り、日々の食事への意識も変わりました。
そして、何よりも「ゆるむこと」、「リラックスすること」の大切さと効果を実感しました。
気功とヨガを並行して学びながら、両方の素晴らしい点をどうやって日々の生活に取り入れていくか、自分の担当するクラスでどう伝えていくかを毎日探求し続けていました。
あるとき、私がとても尊敬していたシドニーのヨガの先生に、バイロンベイでばったり再会しました。
彼は、私の話を聞き、彼のヨガのルーツであるインドのチェンナイにあるKYM(クリシュナマチャリア・ヨガ病院)に行き学んでみることを強く薦めてくれました。
明日につづく・・・
タイトルは『インドヨガ修行で決断したこと』
もっと元気に、もっと楽に、もっとあなたらしく。
「セルフケア京都」はあなた本来の輝きや美しさとつながり、高めるお手伝いをします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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