セルフケア京都・セルフケア・トレーナー森田英実です。
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は新居で、東山から昇る朝日を眺めて迎えました。
今から実家の奈良へ向かいます。
2015年最後の日、昨日は大切な人が入院する大阪へ行っていました。
お見舞いは、朝から炊いた小豆とお花にすることに。
前からお店の佇まいがステキで気になっていた出町柳の花屋さんへ。
店員の若い男性が
「何かお探しですか?」
と声をかけてくれたので、
「病院にお見舞いに行くのでお花をさがしているんですけど。」
と言うと、
「菊の花なんかはどうですかね?」
「お見舞いにですか?」
「だめですかね?」
「・・・・」
そこにあった菊の花は大振りで、匂いもぷんぷんするし、菊ってお葬式とかお供えのイメージ。
考える私を前に、次のお客さんの接客を始める男の人。
この店では特にステキという花も見つけられず、お店を出てもう一軒別のお店へ。
ここは、オシャレという感じの店でもなく、入り口も狭く、あまり目立たないお店。
お店に入ると、女性の店員さんが
「ようこそお越しくださいました~!
ありがとうとざいます。
今日はどんなお花をお探しでしょうか?」
とニコニコと話しかけてくださいました。
買い物袋を持つ私を見て、
「お荷物こちらへ置いてゆっくりご覧くださいね。」
と狭い店内にある椅子を差し出してくれます。
お見舞い用のお花を探していると言うと、
病院には花瓶はないだろうから花瓶がなくてもいいように器に入れた切り花が良いこと、
大きすぎると場所をとりすぎるから小ぶりが良いということ、
予算は?
相手は女性?男性?
予算はいくらぐらい?
長く入院されるのか?
などなど、てきぱきと質問しながら、私の希望どおりの花をほんの数分でどんどん生けてくれます。
花を活けながら
お花の水のやり方、
花の種類や名前や特徴なども丁寧に説明してくれます。
私の接客をしながら、他のスタッフの質問にも答えるという手際の良さ。
出来上がったお花は、私のイメージ通りの心がほっとするようなかわいさ。
魔法のような接客体験に感動。
お見舞いに行って、その花を見て喜んでくれる大切な人が
「まさか自分がこんな目に合うとは思っていなかった。
人間いつどうなるか本当にわからない。
もっとちゃんと気を付けていたら良かった。」
と言う様子を見ていて、なんだか自分の無力さを感じました。
心身の健康のありがたさは、失ってみるまでは本当にわからないのかもしれません。
本人だけでなく、回りの人も多大な影響を受けます。
自分が元気で笑顔でいられることは、実は回りの人、特に愛する人への最高の気づかいであり愛なのです。
セルフケアは自分の心身の健康のためだけでなく、実は自分も回りも幸せにするための方法です。
素晴らしい花やさんでの接客体験に感動、年末の病院で年越しを迎える大切な人を前にして自分の無力さを知る、
そんな2015年最後の日でした。
今年もあなたにとって、健やかで元気な一年となりますように!
【平日午前中気功クラス】1月6日(水)スタート!
セルフケア京都は、心・カラダ・生き方を整え、笑顔で元気に輝くあなたを応援します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
多くの方々に読んでいただいているのは、あなたの温かいお気持ちのおかげです。
心から感謝しています。
2 Replies to “自分もみんなも幸せになる方法 ”